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ABOUT APOC THEATER

うちの劇場はほぼ三角形です
多分、皆様が想像しているよりももっと三角形です

私たちも当初本当に戸惑いました
こんな変形な場所で劇場なんて出来るのか・・・

やっぱり四角の方が使いやすいに決まってる
舞台や客席を組む平台や箱馬も四角
三角のところに四角を入れるわけだからどうしても遊びが出来てしまう

でもこの形で最大限使える劇場にしようと、そこからは四苦八苦の日々
楽屋はどこに持ってくるのか、ブースは、とあーでもないこーでもないと毎日大変でした
予算がそんなに無い中でだったので、平台と箱馬は全部手作り
作っても作ってもまだ材料は減らない・・・
オープンは迫っている
色々な事がまだまだ終わっていない・・・


とそんな中でなんとか完成したAPOCシアター

名前の由来は「A Piece Of Cake」
建物の形がケーキの一片に似ているところから命名
個人(piece)が集まるとホール(hall)になる
アーティストもお客様も元は一個人、集まることでホールが出来る
※「A piece of cake」 は俗語で「へっちゃら」や「楽勝」という意味を持つ
です

今ではこの変形した劇場を面白がってくれて、使ってくださる劇団にご利用いただいています
皆様本当に思いもつかない工夫をしてくださって、わたしたちにとっても目から鱗なことが沢山あります
変形していて良かったなと思う所は、使い方によって毎回雰囲気がガラリと変わる所
一つも同じ空間がない
当たり前かもしれませんが、それをグッと感じます
今回もどんな雰囲気を感じさせてくださるのか楽しみです

そして、もう一つの特徴
ロビーがカフェになっているということ
外国でお芝居を観ると、どんなに小さい劇場でもカフェやバーがあります
観劇前後や休憩中などにお客様が当たり前のように利用している
だからかはわからないですが、とてもリラックスして全てを楽しんでいる気がしました

これをやりたい

お客様がもっと気軽に舞台を楽しめる空間
そんなところは日本の小劇場にはほとんどないので、最初は認識されるまで時間がかかりましたが
今では観劇前後に利用していただいたり、役者さんたちがご飯を食べたりして段々「おいしい劇場」としての認知もあがってきました
でも普通のカフェじゃつまらない
スペースにアート作品を沢山並べたり、本を置いたり、全てがアートな空間になるように

折角こんな素敵なHPにページをいただいたので、当劇場のHPには書いてないことをダラダラと綴ってしまいましたが、ようは

全てを楽しむ空間にしたい

「呼吸している劇場」

皆様のお越しを楽しみにお待ちしています


APOCシアター
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